大津市で坐骨神経痛の悩みを抱えている方は要チェック!坐骨神経痛の治療法を詳しく解説!

坐骨神経痛

「坐骨神経痛」は正式な病名ではなく、下半身を中心に症状が現れる総称を言います。

今回は、坐骨神経痛を発症しやすい病気や、日常生活での原因についてご説明します。

また、自宅でも簡単にできる坐骨神経痛の予防法についてご紹介します。

最後には特に大津市に住んでいる方に、坐骨神経痛の根本的改善につながる情報もお伝えしますので最後までご覧ください。

坐骨神経痛とは?

坐骨神経とは、腰椎と骨盤周辺から足先にかけて伸びている末梢神経の一つです。

また、坐骨神経痛とはさまざまな原因により坐骨神経が圧迫されて起こる状態を言います。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因には主に病気が考えられます。

病気のなかでも「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」の症状として、坐骨神経痛が発症するケースが多く見られます。

その他、下記のような病気などでも発症します。

  • 脊椎分離症
  • 腰椎椎間孔外症候群
  • 梨状筋症候群
  • 腫瘍や感染症

上記に挙げた病気などが原因で腰やお尻回りの筋肉が硬くこわばり、関節の可動域を狭めて骨盤がゆがんでしまいます。
その結果、坐骨神経が圧迫されて強い痛みやしびれを引き起こします。

次に、坐骨神経痛の原因になる代表的な病気である「腰椎椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」の特徴についてご説明します。
また、坐骨神経痛を引き起こしやすい日常生活での原因についても詳しく説明していきます。

腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛

背骨は、椎体という骨によって構成されています。
また、椎体と椎体の間にはクッションの役割がある椎間板という軟骨があります。
その椎間板がはみだしたり、飛び出したりしてしまうのが椎間板ヘルニアです。
腰部の椎間板で起こると、神経を圧迫して、坐骨神経痛を起こしてしまいます。  

脊柱管狭窄症による坐骨神経痛

脊柱管は背骨の中央を通り、そのなかには脊髄と馬尾神経が通っています。
何らかの原因で脊柱管が狭くなることを脊柱管狭窄症と言います。

また、腰のあたりで発症すると腰部脊柱管狭窄症になります。
腰部脊柱管狭窄症を発症して馬尾神経を圧迫することで、腰の痛みや足のしびれなどの症状が起こります。

日常生活で考えられる坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛のきっかけを作っている日常生活で考えられる原因は、主に下記の3点になります。

  • 筋肉の衰え
  • スポーツ
  • 姿勢が悪い

それぞれの特徴について、ご説明します。

筋肉の衰え

筋肉量は20代をピークに、次第に歳を重ねるほどに減少していきます。
中でも衰えが早いのは下肢の筋肉です。
坐骨神経痛は加齢によるお尻の筋肉の衰えが原因になっている事が考えられます。

スポーツ

特に股関節の屈伸を繰り返すスポーツでは、坐骨神経を圧迫することが多くなります。また、スポーツ選手は日頃から体を鍛えており、筋肉そのものが大きいことも圧迫の一因になります。

姿勢が悪い

人間が立っていられるのは、身体が重力に対して逆らっていることによるものです。
重力に逆らってバランスを保つ役割として、背骨が大きく関与しています。
そこで、立っている際や姿勢が悪い状態で続けることは、背骨や腰付近に負担をかけ続けていることになります。
次第に、背中や腰付近にかかる負担が坐骨神経痛を引き起こす要因になります。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経は、主に下記のような症状が起こります。

  • お尻から足にかけてしびれや痛みがある
  • 長い時間立っている事が辛い
  • 腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じる
  • 座り続ける事が困難
  • 体を屈むと痛みが強くなる
  • 足に力が入らず、歩きにくい
  • 日常動作を続けていると痛みが強くなる
  • 横になって休んでいても痛むので寝れない

坐骨神経痛の人がやってはいけないこと!

坐骨神経痛を発症しても普段と変わらない生活を続けていると、次第に症状が悪化していくことがあります。

坐骨神経痛の症状がでている場合は、次に挙げる動作は控えるようにしましょう。

  • 安静にし過ぎる
  • 重たいものを持つ
  • ストレッチや揉んだりし過ぎる
  • 激しい運動をする
  • 長時間同じ姿勢をとる

安静にし過ぎる

一度強い痛みやしびれを伴う坐骨神経痛を感じた方は、これ以上症状を悪化させたくない気持ちになり、安静にし過ぎることがあります。
過剰に安静にし過ぎて、何もしない状態が続いてしまうと、坐骨神経痛の根本的改善にはつながりません。
あまりにも強い痛みのときは安静にすることは必要ですが、少しずつ体を動かしていくことも大切です。

重たいものを持つ

坐骨神経痛の原因の一つに腰の骨の変形があります。
骨の変形になる場合は、腰に負担がかかっている状態になります。
腰に負担がかかっている状態で、さらに重たいものを持つことは、さらなる負荷を与えてしまうことになるため控えましょう。
もし、仕事や家事などでどうしても重たいものを持たなければならない時は、膝を深く曲げて、重心を落として荷物を持ちましょう。
腰に負荷がかかりやすい椎間板へのストレスを軽減することができます。

ストレッチや揉んだりし過ぎる

坐骨神経痛を発症する方は腰やお尻の筋肉周辺が硬く、その場合どうしても揉んだりストレッチをして楽にしたいものです。
しかし、間違ったストレッチのやり方をしてしまうと、腰の骨の変形やズレを助長してしまう可能性があります。
また、やみくもに痛い箇所を揉んだりし過ぎると、炎症を起こして筋肉を固めてしまうこともあります。
強く揉むのは控えていただき、ストレッチをする場合でも専門家指導のもと正しい方法で行うようにしましょう。

激しい運動をする

坐骨神経痛を発症している際は、体幹部や身体を支える筋力が低下しています。
筋力が落ちている状態ではうまく身体が機能しないため、身体を動かす際には腰にかかる負担も増えていきます。
負担が増えている状態で激しい運動をしてしまうと、さらに坐骨神経痛を悪化させてしまいます。

長時間同じ姿勢をとる

坐骨神経痛を発症しているのにも関わらず、デスクワークやパソコン作業などで長時間同じ姿勢で座り続けるのは注意が必要です。
長時間の同じ座り姿勢は、腰回りから足にかけての血流が悪くなります。
また、腰の椎間板にもストレスがかかり続けるため、骨の変形が起こりやすくなります。
長時間同じ姿勢でいることは避けて、定期的に身体を動かすようにしましょう。

坐骨神経痛の治療法

次に、坐骨神経痛の治療方法をご紹介します。
症状の程度にもよりますが、主に下記の3点がおすすめです。

  • 安静にする
  • 鍼治療の整体
  • セルフケア

それぞれの特徴や注意点について説明していきます。

安静にする

坐骨神経痛のしてはいけないこととして、安静にし過ぎることを挙げましたが、基本的に症状がでている時は安静が必要です。
安静にはじっとしている以外にも、他にも意味があります。

痛みのない他の箇所を鍛えることにより、痛みの箇所を休めることで安静にもつながります。
そのため、痛みのある箇所は症状に合わせて段階的に動かしながら、痛みのない箇所は積極的に動かしていきましょう。

また、痛みのない箇所を動かす際も専門家の指導のもと鍛えていくことが、効率的かつ安全です。

鍼治療の整体

本来、人間は病気や症状が起こった際、自然治癒力という自分で治そうとする力が機能すれば、悪化することはありません。

坐骨神経痛では椎間板のズレや筋肉バランスが崩れており、自然治癒力が低下している可能性が考えられます。
そこで効果的な方法が、整体です。
整体の効果は、身体のバランスを整えて機能改善が目指せることです。

さらに、整体のなかでも一番良い方法としておすすめなのが「鍼治療」です。
鍼治療は、免疫細胞の増加や活性化作用があり、身体の持つ自然治癒力を高める働きがあります。
そのため、坐骨神経痛で広範囲に及ぶ症状の根本的改善につながります。

セルフケア

坐骨神経痛での効果的なセルフケアは、日常生活の考えられる原因に対して、アプローチをしていくことが大切です。
例えば、悪い姿勢で過ごすことが多い方には姿勢改善が必要です。
また、スポーツで発症した場合は練習方法やフォームの見直しなどになります。

もし、はっきりとした坐骨神経痛の原因が分からない方は、専門家の先生に相談しましょう。
専門家の先生のもと検査やカウンセリングなどで、日頃のクセや症状の原因が分かります。
原因が分かることにより、坐骨神経痛の治療期間も短くなり再発予防につながります。

坐骨神経痛の予防法

次に、日常生活で実践しやすい予防法をご紹介します。
主に下記の3点を日頃から意識して行いましょう。

  • 梨状筋ストレッチ
  • 筋力トレーニング
  • 温める

それぞれのやり方やポイントを説明します。

梨状筋ストレッチ

坐骨神経は、骨盤から出て足へ向かいますが、骨盤の出口で梨状筋のトンネルを通ります。
梨状筋が硬いと坐骨神経の通り道が狭くなり、痛みやしびれにつながるため、梨状筋をほぐすストレッチが効果的です。

やり方は下記の手順で行いましょう。

① 足を組んで座る
② 組んでいる方の足を軽く手で押さえる
③ その状態を30秒キープする
④ 反対側も同様に行う

1セット30秒で、1日3回ずつを目安に行いましょう。

筋力トレーニング

坐骨神経痛の予防には、日頃から股関節や骨盤の柔軟性を高めたり、体幹を鍛えるトレーニングが効果的です。
まずは、股関節や骨盤の柔軟性を高める効果のある「振り子運動」をご紹介します。

①壁に手をつき、片脚立ちになる
②片方の脚を振り子のように前後に軽く揺らしていく

片脚ずつ10回、1日2セット程度行いましょう。

次に、姿勢を保持するための体幹トレーニングをご紹介します。

①仰向けになる
②軽く両膝を曲げる
③お尻から順番に上体をゆっくり上げていく
④腰が反らない程度に上がったところで10秒キープする
⑤背中から順番にお尻までゆっくり下ろしていく

繰り返し10回、1日3セットを目安に行いましょう

温める

坐骨神経痛の予防には身体を温めて、血行を良くする習慣を日頃から身につけることが大切です。

特に、ふくらはぎを温めることが効果的です。
ふくらはぎは毛細血管が多く、血液貯蔵量も多い場所です。
また、血液もゆっくり流れるため外からの冷えの影響を受けやすくなります。

もし、ふくらはぎが冷えてしまうと、血液が腰へと伝わっていき、次第に腰や臀部を冷やしてしまうため注意が必要です。

坐骨神経痛を大津市で解消するには?

今回は「大津市で坐骨神経痛の悩みを抱えている方は要チェック!坐骨神経痛の治療法を詳しく解説!」についてご説明しました。

坐骨神経痛の痛みやしびれなどの症状で悩まれている方は、今回お伝えした治し方や予防法を症状の程度に合わせて実践してみましょう。

特に、整体院での鍼治療は坐骨神経痛の症状改善はもちろん、身体全体のバランスを整えて人間が持つ自然治癒力を高めてくれるため効果的です。

もし坐骨神経痛の根本的改善につながる整体が受けられる整体院が見つからない場合は、大津市にある「東洋統合癒学処 はりんちゅ」にご相談ください。

滋賀県大津市の「東洋統合癒学処 はりんちゅ」は、坐骨神経痛に効果的な鍼治療などで、一人ひとりの異なる原因や症状に合わせた施術をします。その結果、坐骨神経痛の根本的改善につなげていきます。

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