「肩こりって本当に解消されるの?」
「肩こりがひどくて困ってる!」
など、長年つらい肩こりに悩まされていても、正しい肩こり解消法が見つからない方も多く居ます。
肩こりの根本的解消法は一人ひとりの日常生活に潜んでいる場合が多く、ご自身に当てはまる原因が分かれば、肩こり解消の近道が見えてきます。
そこで、今回は肩こりの根本的解消につながる情報や効果的なストレッチをご紹介します。
また、最後に大津市で肩こりに悩まされている方におすすめの解消方法もご紹介しますので、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
肩こりの日常生活に潜む原因である「コリとハリ」とは?
肩こりの主な原因は「コリ(凝り)」と「ハリ(張り)」です。
コリとは筋肉が収縮している状態に起こりやすく、ハリとは血管が張っている状態を指します。
コリやハリどちらかを感じている場合や、両方感じている場合に肩こりが起こります。
コリとハリの主な原因になるのは、次のようなことが考えられます。
- 筋肉の緊張
- 悪い姿勢や癖
- 加齢による筋肉低下
それぞれどのような際に、コリやハリにつながるのか整理していきましょう。
筋肉の緊張
スポーツや競技ではベストパフォーマンスを目指すために、筋肉を収縮させて体の最大限のパワーを引き出そうとします。
特に、テニスやバトミントンなど肩を良く使うスポーツは、肩周辺の筋肉を常に緊張させて収縮しています。
スポーツの後に収縮している筋肉をストレッチなどでしっかりケアを行えば、さほど問題はありません。
しかし、スポーツ後のケアを怠ったり、間違ったケアを続けていると、次第に筋肉は凝り固まった状態になります。
肩や腕を良く使うスポーツでは、肩周辺や腕などの筋肉のコリを残させないように、日頃から正しいケアが必要になります。
悪い姿勢や癖
長時間のデスクワークやパソコン作業が多い方は、知らず知らずのうちに悪い姿勢や癖が身についてしまいがちです。
最近ではスマホの画面を長時間前傾姿勢で見続ける人も少なくありません。
また、育児ママは赤ちゃんを抱っこしているときも体はジッとしている状態が続きます。
上記のように長時間の同じ姿勢の際は、体は動いていませんが、常に一定の筋肉を動かしています。
パソコン作業を例に挙げるとキーボードを打ち続けていると、徐々に腕が張ってきて、やがて腕がパンパンになります。
パンパンになった腕をどこかで補おうとするため、腕の近くにある肩にしわ寄せが起こり力が入ってしまいます。
やがて、腕が張ることで肩が凝るといった悪循環が慢性的な肩コリにつながるのです。
加齢による筋肉低下
加齢による筋力低下や運動不足は、肩こりの大きな原因の一つです。
筋力低下や筋力不足は、筋肉があまり動いていない状態です。
筋肉があまり動いていないと血管は細くなりすぎて、あたかも血管が張っているような状況になります。
また、腱が両端で引っ張られているような状態になり、筋肉も常に風船が張っているような感じになります。
筋肉が張っている状態では血液循環が悪くなり、肩こりを引き起こしてしまいます。
肩こりの症状は放っておくと危険!?
肩こりは放っておくと下記のような症状や病気などにつながるおそれがあります。
それぞれの特徴や内容について、詳しく説明していきます。
頭痛や吐き気
頭痛や吐き気を伴う肩こりに悩まされている方は少なくありません。
肩こりが頭痛や吐き気につながる原因としては、自律神経の乱れによる血行不良が考えられます。
首には自律神経が集中しており肩こりが悪化すると、自律神経のバランスが乱れます。
自律神経の乱れは首周辺の筋肉にハリやコリを作ってしまい、頭に続く血液循環が滞ってしまいます。
その結果、血液を通って送られる酸素や栄養が頭に十分に行き渡らなくなるため、頭痛や吐き気を引き起こします。
ストレートネック
ストレートネックとは、本来人間が持っている生理的湾曲である首の前弯が失われて、真っ直ぐの首の状態を言います。
別名「スマホ首」とも言われており、スマホやパソコン画面を良く見ようと、首だけ前に出して前傾姿勢を取ることがストレートネックにつながります。
現在、予備軍も含めて現代人の約8割以上がストレートネックの可能性があります。
スマホのやり過ぎが肩こりにつながるのと同様に、ストレートネックも肩こりと深い関連性があります。
そのため、ストレートネックの人は肩こりが多いとも言われているため対策が必要です。
違う病気が隠れている可能性
肩こりのほとんどは病院では診断名がつかないものですが、まれに違う病気が隠されている場合があります。
次に、肩こりと間違えやすい病気をご紹介します。
下記に説明する病気の症状に該当することがありましたら、早めに医療機関で受診してみましょう。
それぞれの症状について、詳しくご説明します。
頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは、軟骨が外側に飛び出して神経が圧迫されるため、肩こりとともにしびれが発症するのが特徴です。
四十肩・五十肩
四十肩・五十肩は病名ではなく、正式には「肩関節周囲炎」と言います。
肩周辺の筋肉や腱に炎症が起きている状態になります。
肩が上がらない場合や、肩が痛んで動かしにくい場合は、四十肩・五十肩を疑いましょう。
腰心筋梗塞や脳動脈瘤
心筋梗塞や脳動脈瘤は、命に関わる危険な病気です。
心筋梗塞は血管に血の塊が詰まって血流が滞ることで心筋が壊死してしまい、特に寒い時期に多く発症します。
主に胸部に症状がでますが放散痛として、肩こりなどをともないます。
また、脳動脈瘤は脳の血管の壁が何らかの影響により膨らんでコブを作る病気です。
脳の神経を圧迫することにより、肩こりが出現することがあります。
肩こりのおすすめ解消法!
次に、肩こりのおすすめ解消法をご紹介します。
主な方法としては、次にご紹介する二つを、うまく活用することがポイントです。
また、セルフケアのなかでも、より効果的な方法を紹介しますので、ぜひ今日から実践していきましょう。
整体を受ける
整体では、体全体の筋肉のバランスを整えて血流促進を促しながら、根本的治療につながるのが大きなメリットです。
肩こりは、さまざまな環境や原因により筋肉のハリやコリの悪循環を生み出しています。
そのため、整体を受けることにより肩こりのハリやコリの原因を取り除き、日頃の悪い姿勢や癖も改善していく効果が期待できます。
セルフケア
次に、お家で簡単に行えるセルフケアをご紹介します。
特に、次の2点がおすすめです。
それぞれの内容について、詳しくご説明します。
足や足裏をほぐす
足や足裏をほぐす目的は、血流のアップを図ります。
2本の足の裏でバランスをうまく取りながら体の体重を支えているため、立ったり歩いたりが可能になります。
足裏が固いと体のバランスが崩れてしまうと崩れをカバーするために、一部分だけに集中的に筋肉の緊張が起こってしまいます。
そのため、日頃から足裏を柔らかくして血流を良くしておくことが大切です。
こまめな水分補給
水分補給の目的は血流量を上げるために必要になります。
こまめに水を飲むことにより筋肉に届く栄養素がしっかり行き渡ります。
また、水分が十分に行き渡ることにより、筋肉が柔らかくなります。
1日の水分量の目安としては、朝から晩ご飯までに1.5〜2リットルぐらいを、こまめに摂りましょう。
なお、良く聞かれる飲み過ぎによる「水毒」ですが、1時間あたり4〜10リットルほど飲むことで起こりやすくなるため、通常の生活が送れる人であれば心配しなくて大丈夫です。
さらに、寝る前の水分の飲み過ぎは、夜中のトイレやむくみの原因などにもつながるため控えましょう。
やってはいけない対処法
次に、肩こりでやってはいけない対処法についてご紹介します。
もしかしたら無意識のうちにやってしまっているかも知れませんので、気をつけましょう。
局所的にほぐす
最近では、肩こりをほぐす棒やツボ押しグッズは100均ショップなどで、手頃な料金で簡単に手に入ります。
一見、気軽に凝り固まった筋肉がほぐせるので良いかと思われるかも知れませんが、良くありません。
棒やツボ押しグッズなどでつらい肩こりの箇所を局所的にマッサージしてしまうと、筋肉が傷ついてしまいます。
また、やり過ぎてしまうと筋肉が防衛反応を起こしてしまうため、さらに固くなろうとします。
そうなると、永遠に負の連鎖が起こってしまいます。
肩こりに効くストレッチとは?
肩こりに、ストレッチが効果的です。
その際に、あなたの肩こりが「ハリ」なのか「コリ」なのかによっておすすめするストレッチが違います。
次に、ハリとコリの場合に分けて、肩こりに効果的なストレッチをご紹介します。
ハリとコリが混合して起きている肩こりもあるため、ストレッチ方法で迷われる方は専門家の指導のもと行ってください。
肩こりがハリの場合
肩こりの原因がハリの場合は、静的ストレッチがおすすめです。
例えば、運動した後や筋トレしすぎて肩が張っている場合は、以下のようなストレッチを行いましょう。
三角筋ストレッチ
① 片腕を伸ばして内側へ曲げます。
② もう片方で①の腕を抱え、外へ引っ張りながら胸へ押し付けます。
③ 気持ちの良い所まで伸ばしてからそのまま10秒数えます。
①~③を3~5セットを目安にして、反対側も同様に行いましょう。
上腕三頭筋から肩甲骨にかけてのストレッチ
① 両腕を頭の後ろへ持ってきます。
② 片腕の肘を反対側の手で掴みます。
③ 脇周辺をゆっくり伸ばしていきます。
④ 気持ちいい所まで伸ばしたら、そのまま10秒数えます。
①~④を3~5セットを目安に、反対側も同様に行いましょう。
首の横のストレッチ
① 右手で左側頭部に頭の上から手を当てます。
② 頭を右へゆっくりと倒していきます。
③ 気持ちの良い所まで伸ばしてからそのまま10秒数えます。
①~③を3~5セットを目安に、反対側も同様に行いましょう。
また、手を当てる位置を前後させたり斜め方向へ倒してみると、広範囲で筋肉を伸ばすことができます。
肩こりがコリの場合
次に、肩こりの原因がコリの場合は、動的ストレッチがおすすめです。
例えば、長時間のデスクワークやスマホ操作などの後に動的ストレッチを行いましょう。
肩こりの今から始める予防法!
次にお伝えするのは、現在肩こりでない方や以前に肩こりを発症して再発防止に役立てたい方におすすめの予防法です。
以下のようなことが予防におすすめです。
それぞれの効果について、詳しくご説明します。
腕が張らないようにする
肩こり予防法は、肩のコリにつながる腕のハリをおさえることが大切です。
下記のことを習慣化していきましょう。
また、日頃から意識して腕の緊張を抜くことが重要です。
全力脱力をする時間を作る
日本人は特に無意識に力を入れていることがあり、力が抜けている状態を知らない人が多い傾向です。
まずは、自分の力が抜けている状態を知ることが大切です。
毎日の生活で忙しい方でも、10分ほどの全力脱力ができる時間を作りましょう。
散歩など適度な運動をすることも脱力方法におすすめです。
温める(冷やさない)
肩こり予防は血行を良くすることがポイントです。
一番生活に身近な温め方法は、毎日お風呂でゆっくり浸かることです。
湯船に浸かりながら体の芯まで暖めることで、気持ちのリフレッシュ効果も期待できます。
また、逆に冷やさないことも大切です。
冷えた食べ物や飲み物も出来る限り控えるようにしましょう。
さらには、夏場のクーラーが効いた部屋では、直接肩に風を当てることも肩周辺の筋肉を冷やすことになるため気をつけましょう。
正しい姿勢を作る
正しい姿勢を知ることと意識することで、肩周辺の筋肉にかかる負担を解消することができます。
デスクワークやパソコン作業が多い方は、正しい姿勢になるような椅子とデスクに調整しましょう。
椅子に座った状態で手をだらんとした際に、
膝と股関節が90度に曲がる角度のデスクと椅子の高さが理想です。
また、正しい姿勢が分からない場合は、専門家の指導のもと分析・矯正してもらうことが良いです。
整体
肩こり予防法に整体と聞いて驚く人も居るかも知れませんが、整体は体の症状を改善するだけではありません。
整体で期待できる予防とは、生活で使い過ぎによる筋肉と使われていない筋肉のバランスを調整しながら、体をスムーズに動かせるように導きます。
また、悪い姿勢や癖の改善、日常生活でのケアなどのアドバイスもしてくれるため、効率的な肩こり予防につながります。
大津市で肩こりを解消するなら?
今回は「大津市で肩こりを解消する近道は?原因から解消方法まで徹底解説!」についてご説明しました。
あなたの肩こりの原因が「ハリ」か「コリ」か、もしくは両方が原因なのかを確認しながら、今日から対処法や予防法を実践してみましょう。
しかし、なかなか一人では正しい姿勢や対処法、予防法を行うことが難しい場合があります。
一人で肩こり解消が難しい方や、大津市で肩こりを根本的に改善したい方は「東洋統合癒学処 はりんちゅ」に一度ご相談ください。
滋賀県の大津市にある東洋統合癒学処 はりんちゅでは、一人ひとりの肩こりの原因をカウンセリングや検査で丁寧に調べます。
そして、あなただけのオーダーメイドの治療法を行うことにより、肩こりの根本的解消へ導きます。
あなたのつらい肩こりの症状を、ぜひ東洋統合癒学処 はりんちゅで解消しましょう。